何だろう・・・?
<優しい> ってよく使う言葉だけど・・・。本当の優しさって・・・?
時々、新しく来院した患者さんから、「先生は優しいって聞いたから。」と言われることがある。患者さんの自分の評価の一つが<優しい>というのは悪い気がしないが。ちょっと待てよ・・・。と思うときがある。
いつも、怒っている訳ではないだろうが、立場上、医者や歯医者って、患者さんに説教してしまう時がある。特に患者さんが注意していれば、防げるような、病気で来院した時などは、つい、説教がちになる・・・。
このあたりは接し方が難しく、言葉の受取かた次第で患者さんは<優しい>ととるか、<冷たい>や<怖い>などと評価するだろう・・・。
自分の場合。多少、厳しく、強く言ってあげたほうが、患者さんの為になると思うときもあるのだが。でも、患者さんに嫌われたくないので、やんわりな接し方をしてしまう。
今日こんなやり取りがあった。ある患者さんの入れ歯の調整中に・・・。
「●○先生の所に、薬を貰いに行ったら、やれ、煙草止めろだの、塩分気をつけろだの、酒を減らして、少し運動したほうがいいとか、延々、言われて、頭にきた。」と愚痴りだした。
「先生みたいに、腫れたら、薬だして優しく言ってくれればいいのに。」と患者さん。
「でも、●○先生は××さんの事を心配して言ってくれたんですよ。」と自分。
「新しくできた、●×先生は何も言わず、これ飲んどいてねって。優しいらしいよ。」と患者さん。
相当、説教にお冠の様子・・・。
●○先生と××さんのやり取りを見ていたわけでないが、内科の先生が生活習慣について、患者さんに説明するのは、当たり前。すぐ、薬で解決しようとする方が問題だとおもうが・・・。
医療従事者にとって、当たり前の優しさが、患者さんにとっては違うのかも・・・。
●○先生は良くなって欲しい、自分は嫌われても、強く言ってあげることも優しさと考えているのでは・・・。
自分の子供が非行に走って行くのを注意しない親はいないと思っているが、最近のニュースでは優しく、大切に育てたはずの子供が親や、兄弟、姉妹、祖父母を殺害している。
本当の優しさ・・・。
言葉は簡単だが、行動が伴うとなると・・・。難しい・・・。
自分が子供の頃には、近所には、雷オヤジがいて、悪戯をしたものなら、ゴツン なんてあったけど、悪いことをしたんだからしょうがないって教えてもらったと今では思っている。それも、近所の子供達へ愛情があるからこその、優しさ・・・。
今そんなことしたら、大変な騒ぎになっちゃうだろうし・・・。
もしかしたら、現代の<優しい>という言葉は違う意味として、我々に伝わってしまったのかなあ・・・。
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